2019年7月号:フランス、リュベロン地方、フォンテーヌ・ド・ヴォークリューズの風景

 南仏プロバンスの夏は光に満ちている。リュベロン地方、アヴィニョン近郊、フォンテーヌ・ド・ヴォークリューズはソルグ川の源泉。透き通った水は安曇野を連想させるのだが、この趣の違いはどこからくるのだろうと思っていたら、最近思い当たる話しにたどりついた。日本人の自然は人の手が入った人工の自然、欧州人の自然は人が関与しないことが自然なのだそうだ。なぜか逆のように思っていた。日本では里山を管理し、実は人の行けるところは、山も川も平地も何らか人が手を入れているのだそうだ。明治神宮もかつては野原だった訳で、自然のようで計算された自然ということだ。欧州のように自然に野生を感じ、癒しを求めるか、支配しようとするのではなく、実は合理的に解釈して積極的に利用しているのだ。サト☆彡