2017年8月号:ドイツ・フランクフルト ベートマン通り

 フェルメールの絵画は数少なく、現存するものは37点ほどと言われ、1つでも来日すればいつも騒ぎになる。そこで、フランクフルトを散策する機会があったので、シュテデール美術館に「地理学者」を見に行くことになった。ツアーが大聖堂前で自由時間となったので、マイン川に出て欄干に南京錠が多数ぶら下がっている「鉄の橋」と呼ばれるアイゼルナー・シュテッグをわたり、南側を西へ、ゆっくり歩いてもここまで15分ほどで到着。ところが、絵は出張中だった。これで何回目だろうか。思いつきで見に行くと出張中ということが多い気がする。最初は大英博物館のツタンカーメンだった。それも日本の科学博に出張中。さて、まぁそれはきっかけでゆっくりしたが、ウンターマイン橋をわたり、今度は川の北側をパウロ教会に戻る。写真の中央空に飛び出しているキューポラと十字架がパウロ教会。 サト☆彡