| 2005年1月号:バルセロナ: サグラダファミリア教会 |
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日本でガウディがよく知られるようになったのは、そんなに昔のことではない。建築がモダンからポストモダンに移ったころ、勅使河原宏監督の「アントニー・ガウディ」が公開されたのが1984年、その年にサントリーがウイスキー「ローヤル」のCMにグエル公園を登場させて一気にブームになった。翌年1985年に見に行ったのだが、当時の感覚ではバルセロナの風景に溶け込んでいるかどうかは別として、日本で扱われている様な奇異なイメージではなかった。それよりも80年近く建造中で、完成までにさらに100年以上かかるということへのカルチャーショックの方が大きかった。現在では一般にもヨーロッパなどの教会建築の建造期間の長さは知られるようになったが、歴史的な事実としてそういうことがあることはわかっていても、いざ目の前にして現在進行形で存在するということには感動するしかなかった。 |