●ベネチアの扉
扉・リド島の浜
1998.09.04.Fri
←→カナルグランデからの風景。映画「旅情」にも登場する消防署→が見える(運河に開いた4連のアーチ)。運河の西側→
←↓サンサムエレ教会前で降り,サンタンジェロ広場に向かうと,色々な扉が並んでいた。下の4枚は隣同士。 ↑「旅情」:で主人公の乗るバポレットとすれ違う消防船の出てくる消防署。連続アーチ。リアルトとアカデミアの中くらい。
建物のファサードは皆似た仕上げで,窓等の開口部の縁やバルコニーにいくつかの洋式の特徴が出ている。一般的な建物では開口部の額縁もシンプルになってくるため扉は,その家の顔。路地に向けた開口は,住宅であっても自己主張をしている。どれも個性があって面白い。でも,目立って雰囲気を崩すものはみかけない。木の重厚なもの,鉄製の装飾,ガラス。素材に対する認識の違いだろうか。汚れが味を出していて美しい。 下右の3枚も隣同士で,上の4連とは反対側。
●リド島の浜
←バポレットの1番でリド島へ向かう。奥に見えるのはサルーテ教会。 7日間有効チケットなのでチェックは素通り。チケット売り場が団体で混むサンマルコなどでの乗船は便利。日帰りでも1日券なら有効に廻れるのでお奨め。1日・3日・7日があるらしい。バポレットは番号によって停まる場所が異なるので注意。途中を飛ばし他の番号の急行に当たるものもある。
↑憧れの?アドリア海。感無量。
リド島には車が走っている。
ベネチアの水際であればカモメは,数は少ないがどこにでもいる。 映画「ベニスに死す」のラストシーンで登場する砂浜のすぐ隣。 石畳に化石発見。