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Jungfraujoch |
Interlaken Ost |
1987.11.11.Wed.Np-1(28) |
○1987年11月11日,水曜日 |
晴れ |
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インターラーケンを出発
9:20 Interlaken West発Spiez行き |
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鏡のようなトゥーン湖を車窓に列車はシュピーツに向かっていた。対岸の山に低く雲が張り付いて、綿のようだ。機関車に引かれるヨーロッパの車両は線路の上を車輪が回る音が聞こえるほど静かで、気持ち落ち着く。小さな白い教会を通り過ぎるあたりから列車は湖岸に沿って弧を描いていった。 |
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そうすると、車窓から最後尾の車両が見え、湖の先に雪山が姿を現した。列車は岸辺からはなれ、静かにシュピーツ駅に停車した。 Spiez 9:45着 Spiez駅。これから国境を越えイタリアへ。
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ここでミラノへの国際列車に乗り換える。ホームにはチャイムがひびくとドイツ語のアナウンスが流れた。 |
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しばらく静けさが戻ると、来た方向と反対側から、茶色い機関車がスイス鉄道特有のまるく重たい客車を引いて滑り込んできた。 太陽が顔を出し、いい日差しが列車と駅の屋根の隙間から降りている。ふと、いい旅になりそうだと思った。
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この後この窓に繰り広げられるパノラマを想像もせず、バックパックを棚に載せ席に着いた。 |
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