Granada | アルハンブラ宮殿 | 1987.11.01.Sun.Np-1(12) | |
○1987年11月1日,日曜日 | (晴れ) | ||
マラガを 9:00発のバスで グラナダへ グラナダに11:00着 駅の荷物預かりにバックを預け、アルハンブラ宮殿を見学。 |
アルハンブラ宮殿 | ||
15:50発の夜行でバルセロナへ ジプシーの子がコンパートメントに現れ四苦八苦。案外人を見ているので,馬鹿にされると大変。 寝台特急は静かにグラナダ駅を後にした。走り始めてしばらくするとユネスコ?に勤めていたという日本人が我々のいるコンパートメントに入ってきた。その人は何カ国か旅行し日本に戻るところだそうだ。バルセロナに3泊すると言ったら驚かれた。(このときは)まだガウディは一般に知られ始めたところで,我々のような建築科の学生よりも彫刻科の方が詳しいくらいだった。サントリーのグエルパークのCMが話題になっていた。 |
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列車は夕日を浴び大地に落とした長い影と並走していた。石のアーチ橋に差し掛かると、列車の影ははるか彼方の空へ飛んでいくようだ。コンパートメントは平和で静か、いつしか列車は漆黒の闇に包まれてた。そこにはゆったりとした時間が流れていた。一晩かけてスペインを縦断する。 | |||
○1987年11月2日,月曜日 | (快晴) | ||
気がつくと夜明け前、バレンシアの海が目の前に広がる。 岩盤を刳り貫いたトンネルを何度か抜けると水平線に太陽が輝いていた。永遠と続く海岸に建物が並ぶ。都市が近づいてきた。いよいよバルセロナだ。 早朝のバレンシア海岸を列車は走っていた。太陽が昇る地中海を眺めながら夜行列車は静かにバルセロナ地下駅に到着した。 バルセローナ・サンツ駅だ。 |
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この後バルセロナで3泊するが,マラガからアルへシラスへ出て,モロッコに渡ろうか迷った。船でタンジェに渡るのは勧められず,カサブランカへ飛行機で入ったほうが安全らしい。 | 車中泊 | |